ライフデザイン・カバヤは、CLT構法を用いた非住宅木造建築物の普及促進に取り組んでいる会社です。
ここでは、ライフデザイン・カバヤが手掛ける木造の非住宅建築物について事例や特徴などを徹底調査しまとめました。非住宅の木造建築はまだ知見がある人が少ない、不足していると言われているので必見です。
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埼玉県にあるスポーツクリニックの事例です。延床面積は約519㎡で、LC-core構法が採用されています。スペースが限られている中で、柱のない大きな空間を確保しているのがポイント。敷地は三角形の変形敷地のため、角まで有効活用できるようにアール状の建物形状を採用しています。
また、1階の待合室には大きな吹き抜け空間と大きな間口を採用。2階のスペースと同様に、広々とした開放感あふれる空間を実現しています。
広島県にあるオフィスビルの施工事例です。CLTに鉄骨梁のハイブリッド構造が取り入れられています。これにより、従来のCLTパネルのみでは難しかったデザインの確立に成功。一面が大きく飛び出たインパクトあるデザインを実現しています。
一方、CLTパネルで水平方向の構面と面材耐力壁を構成し、鉄骨梁を組み合わせたことで、接合部の強度を向上させているのも特徴。11メートル超えのボックス空間をV字柱のみで支える構造を可能にしています。
大分県にあるこども園の建築事例です。木造軸組にCLTパネル工法を組み合わせた構造になっています。構造材の一部や内装にCLTを活用し、木目を現しとして使っているのがポイント。木の温かみがあふれる空間を創出しています。
また、天井の一部には大きな吹き抜けを設置しており、自然光を取り込めるようにしているのも特徴。明るい室内でゆったり過ごせるようになっています。
ライフデザイン・カバヤは、LC-core構法を使った非住宅木造建築物を提案しています。同構法は、CLTのポテンシャルを最大限引き出すことを目的に開発されており、金物と合わせることで高い壁耐力を実現しています。また、耐震性はそのままにCLTパネル使用量を減らすよう工夫しているのも特徴。デザインの自由度も高く、柔軟性の高いデザインを実現できます。
ライフデザイン・カバヤのLC-core構法は、木造の住宅だけでなく、オフィスや店舗などへの適応も可能にしています。平屋はもちろん、2〜3階建ての木造建築物にも適応が可能。店舗兼オフィスのように、複合施設への適応にも対応しています。
ライフデザイン・カバヤは、CLTのポテンシャルを引き出す設計・施工を得意としている会社です。LC-core構法を取り入れることで、自由度の高い木造建築物を可能にしています。建物のデザインにこだわりたい場合、同社に相談してみるとよいでしょう。
このサイトは、非住宅分野の木造建築に関して構造設計から委託できる会社をまとめたサイトです。TOPページでは、「大規模」「中規模」「環境配慮」といった造りたい建物別に、強みがある企業をまとめています。まだ知見のある人が少ない非住宅木造分野で深い知識を持った企業を厳選しているので、ぜひお役立てください。
保有している加工機 | 記載なし |
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使用可能なCAD/CAMソフト | JOGA-light |
使用可能な木材 | 記載なし |
地域材(地域の木材)の 活用ができるか |
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会社名 | ライフデザイン・カバヤ株式会社 |
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本社所在地 | 岡山県岡山市北区中仙道2-9-11 |
電話番号 | 086-241-8811 |
公式HP | https://nc-labo.jp/ |
非住宅木造建築において、構造設計から木材加工、調達、施工まで委託できる企業を紹介。造りたい建物ごとに強みがある企業をピックアップしているので、依頼に合わせて選択してください。
保育園・図書館
広さの異なる空間が混在する
中規模施設が得意
住宅用柱材に適したMIYAGAWA、大規模で特殊加工に適したHUNDEGGERやUNITEAM等の多彩な機械を保有。様々な広さ・空間へ適した機械を使い分けることで、設計や加工の自由度が広がります。木の特性をいかし意匠性が高く、愛される建築を実現します。
展示場・大規模ホール
大断面集成材を多く必要とする
大規模建築が得意
CLT木材の国内シェアNo.1(※1)を誇る供給力や、大断面集成材専用の工場を保有し量産体制を整えています。大規模建築物のような、多くの構造材が必要になる案件でも、納期を心配することなく安定して木材を確保することができます。
サステナブル施設・店舗
SDGsがテーマの
環境配慮建築が得意
サステナブル建築物等を推進し、先進的な技術を積極的に取り入れています。コンセプト立案から依頼でき、企業の環境配慮における取組姿勢や思いを設計やデザインなどに落とし込みます。企業イメージの向上や環境配慮の姿勢を対外的にアピールすることに繋がります。