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CLT木材を選ぶメリットが分からない方も少なくないでしょう。日本では発展途上にあるCLT木材ですが、建造物の設計面や性能面において、さまざまなメリットをもたらします。一方、CLT建材はデメリットも一部ありますが、解決手段も存在します。
CLT木材の具体的なメリット・デメリットについては、個別ページで解説しています。詳しく知りたい方、導入を検討中の方は参考にしてください。
鉄筋やコンクリートに比べ、木材は性能面で劣る、と考えていないでしょうか。確かに不安視する方が多いかもしれませんが、CLT木材が性能面で劣るとは限りません。建造物の設計や仕様にもよりますが、CLT木材は高い耐震性や耐久性、耐火性をもたらす可能性を秘めているのです。
CLT木材は、耐震性や耐火性を調査する実験も行われ、充分な性能が確認されています。地震ですぐ倒壊する、燃えやすいなど、従来の木材に対するイメージが変わるのではないでしょうか。
建築物の構造は複数の種類がありますが、その中でもポピュラーな構造がS造やRC造です。いずれも低層〜高層建築物まで、幅広く採用されています。施工に対応した会社も多数ありますが、CLTとS造・RC造のどれがよいのか、迷っている方もいるのではないでしょうか。
CLTとS造・RC造で悩んだ時は、違いを把握して判断しましょう。個別ページでは、S造・RC造で建築するメリットのほか、デメリットについても詳しくご紹介します。
2016年に建築基準法が改正され、建築物での利用が可能になったCLT。採用する施設も増加していますが、似たような建築資材として、LVLやNLT、DLTなどもあります。LVLにNLT…初めて耳にする方も少なくないでしょう。
これらの建築資材は、木材を使用している点で共通しています。しかし、製法や用途が異なるため、CLTの代替になるわけではありません。建築物の構造や仕様に合わせ、適切に使用することが求められます。
CLT木材を採用するにあたって、問題となるのがコストです。なるべくコストは抑えたいところですが、補助金を活用してみてはいかがでしょうか。補助金を利用すれば、建築費用を抑えつつ、建築物に脱炭素・SDGsなどの付加価値をもたせることが可能です。
では、どのような補助金が利用できるのでしょうか?個別ページでは、CLT向けの主な補助金制度の概要や利用条件、補助の割合などについて解説しています。
非住宅×木造建築の構造設計から
依頼できるおすすめ企業をまとめました
木材を使用した公共建築物の建設は、2010年に「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行されて以降、国と自治体を中心に推進されていますが、まだまだ対応できる工務店や建築会社が少ないのが現状。
このサイトでは、非住宅木造建築の構造設計から委託できる企業を紹介。中規模・大規模・環境配慮といった案件テーマ別におすすめ企業を選定しているので、ぜひ参考にしてください。
非住宅木造建築において、構造設計から木材加工、調達、施工まで委託できる企業を紹介。造りたい建物ごとに強みがある企業をピックアップしているので、依頼に合わせて選択してください。
保育園・図書館
広さの異なる空間が混在する
中規模施設が得意
住宅用柱材に適したMIYAGAWA、大規模で特殊加工に適したHUNDEGGERやUNITEAM等の多彩な機械を保有。様々な広さ・空間へ適した機械を使い分けることで、設計や加工の自由度が広がります。木の特性をいかし意匠性が高く、愛される建築を実現します。
展示場・大規模ホール
大断面集成材を多く必要とする
大規模建築が得意
CLT木材の国内シェアNo.1(※1)を誇る供給力や、大断面集成材専用の工場を保有し量産体制を整えています。大規模建築物のような、多くの構造材が必要になる案件でも、納期を心配することなく安定して木材を確保することができます。
サステナブル施設・店舗
SDGsがテーマの
環境配慮建築が得意
サステナブル建築物等を推進し、先進的な技術を積極的に取り入れています。コンセプト立案から依頼でき、企業の環境配慮における取組姿勢や思いを設計やデザインなどに落とし込みます。企業イメージの向上や環境配慮の姿勢を対外的にアピールすることに繋がります。